「突破講座」の論文指導
技術士試験ではつぎの3要素が論文の合否を決めます。
(1)論文の課題
(2)解決方策
(3)論文構成
ゆえに、突破講座では課題の設定、適切な解決方策の提案、そして論文構成を最適に記述できるよう「論文評価」によるご指導を致します。
突破講座の「論文評価」とは、いわゆる「文章の添削」ではありません。一部の技術士試験講座では文章の添削指導をもって論文指導としているところもあるようですが、いくら文章をきれいにまとめても、それでは合格できません。論文試験の採点では課題、解決方策、論文構成に主たる配点が与えられているからです。
それでは突破講座が行う「論文評価」とは何でしょう。
「論文評価」とは、受講者の方が作成した論文が、適切な課題を立てて、適切な解決方策を述べ、それらが適切な構成で表現されているか否かを「評価」することです。突破講座はこの「評価」を記載した「論文評価書」を作成して受講者に送ります。受講者は「論文評価書」のアドバイスに従って論文を改良して合格レベルに到達することができるわけです。
論文を完成させるまでに、突破講座では「論文骨組みシート」の段階と、論文段階の2段階の評価を実施しています。
「論文骨組みシート」の段階
論文骨組みシートとは論文の章立て、その概要、図表などの全体像を一枚の紙に表現するフォーマットであり、突破講座のオリジナルなワークシートです。このシートによって論文構成がはっきりと示されるばかりでなく、論文の主題、解決方策の要旨が示されることになります。しかもこれらがA4一枚のシートに示されることで全てを俯瞰して眺めることができ、論文構成の適否の判断を誤りなく行うことを助けます。
技術士試験ではつぎの3要素が論文の合否を決めます。
(1)論文の課題
(2)解決方策
(3)論文構成
ゆえに、突破講座では課題の設定、適切な解決方策の提案、そして論文構成を最適に記述できるよう「論文評価」によるご指導を致します。
突破講座の「論文評価」とは、いわゆる「文章の添削」ではありません。一部の技術士試験講座では文章の添削指導をもって論文指導としているところもあるようですが、いくら文章をきれいにまとめても、それでは合格できません。論文試験の採点では課題、解決方策、論文構成に主たる配点が与えられているからです。
それでは突破講座が行う「論文評価」とは何でしょう。
「論文評価」とは、受講者の方が作成した論文が、適切な課題を立てて、適切な解決方策を述べ、それらが適切な構成で表現されているか否かを「評価」することです。突破講座はこの「評価」を記載した「論文評価書」を作成して受講者に送ります。受講者は「論文評価書」のアドバイスに従って論文を改良して合格レベルに到達することができるわけです。
論文完成までの道のりはつぎの通りです。
(1)問題を決めます。(受講者の作業)
解答練習をする問題を決めます。ここでは当講座が提供する問題、過去問題、受講者自信が作成した問題の中から任意に選択します。
(2)「論文骨組みシート」を作成します。(受講者の作業)
論文は準備なしに書き始めるものではありません。解答に必要な専門知識を整理し、問題解決にいたる論理展開を考察し、設問の要求に従う構成のラフスケッチをまず準備します。そして、突破講座のオリジナル論文設計ツールである「論文骨組みシート」を用いて論文の基本設計を行います。シートを作成したら突破講座に送ります。
(3)「論文骨組みシート」の評価(突破講座が作成して受講者にご提供)
突破講座は、受講者から送られた論文骨組みシートに対して評価書を作成します。評価書の主たる内容はつぎの通りです。
・設問の要求事項の通りに解答しているか
・設問の要求事項を反映した章立てとなっているか
・必要なキーワード等の専門知識が書き込まれているか
・無理のない説得力のある論理が展開されているか
(4)論文の書き下ろし(受講者の作業)
突破講座の「論文骨組みシート評価書」を受領したら、そのアドバイスも併せて考慮して「論文骨組みシート」を修正し完成させます。こうして「論文骨組みシート」が完成したら技術士論文はできあがったも同然です。あとはシートに従って文章にしていくだけです。われわれがいま作ろうとしているのは芸術としての文学作品ではありません。ゆえに文章に香りは不要です。設問が求めている解答が書き込まれてさえいればよいのです。
ゆえに、「論文骨組みシート」が適切に完成していれば、文章への書き下ろしはすぐにできるはずなのですが、現実はそれほど甘くはありません。
「論文骨組みシート」が適切にできあがったと思っても、じつは論理展開に飛躍があったり、解答に抜けがあったり、細部に誤りがあったり、設問に対してずれていたり、あるいは自分がよく知らないことを書いてしまっていたり、というような不具合があることがしばしばあります。しかもこれらの不具合はシート段階での発見は難しく、論文を書き始めてはじめて分かるという類のものも多くあります。このようなときにはシートを改めて修正することとなります。ただ、これらの困難はシート作成に習熟すればかなり避けることができるようになるものです。
こうして「論文骨組みシート」を再度修正しながら論文を完成させます。論文が完成したら突破講座に送ります。
(5)論文の評価(突破講座が作成して受講者にご提供)
突破講座は受講者が作成した論文に対して評価書を作成します。このときは論文だけでなくその元となる「論文骨組みシート」も併せて対象として評価します。完成レベルの論文で指摘事項がなければA4、2枚程度の分量で終了します。指摘事項がたくさんあると、4~5~6枚にわたることもしばしばあります。ここに示したとおり、論文のどこが設問とズレがあるか、内容に不足があるか、誤りがあるか、そしてどこが適切に書かれていてそこは十分自信を持って良いかが書き込まれています。そして論文の総合評価としての評価点が示されます。
(6)論文の完成(受講者の作業)
受講者はこの評価書に従って論文(および場合によっては骨組みシートも併せて)を修正し、完成稿を作り上げます。これを繰り返して評価点が60点を超えれば、試験本番で合格点をとれる力を獲得したということになります。通信教育にてしばしば採られる指導方法である「添削」(修辞の指導)と比べ、突破講座の「論文評価書」がどれほどすぐれた方法かを認識いただけたでしょうか。突破講座の論文指導は文章指導ではなく、論文の構成力指導だといわれる所以です。